2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

たぶん、僕は「運動」に向いていない

さっきの記事を書いてからもいろいろとググっていて、ハアレツの記事をあと2本発見した。 Gaza op may be squeezing Hamas, but it's destroying Israel's soul 09.1.27 Someone must stop Israel's rampant madness in Gaza 09.1.26 どちらも別々の記者によ…

ハアレツ紙のひとつの側面

そろそろ本当にパレスチナ側の資料を集めようと思いつつ。検索していると、ガザで取材をしている唯一のイスラエル人記者という人がいる。その人、アミラ・ハス記者はもちろんイスラエル軍・政府に対して批判的で、そういう趣旨の記事をいっぱい書いている。…

「ガザ」についてのエッセイ

リンクを辿っていて、ちょっと興味深いエッセイを見付けた。原文は09年1月7日にロスアンジェルス・タイムズに掲載された英文なので、ほとんどの人には読めると思うのだけど、時間がかかる…ということで忌避する人がいるかもしれない。版権の問題などがあるの…

村上春樹を愛するみなさん、ちゃんと寝ていますか?

戦死するなら図書館の前がいい、とずっと思ってきた。そんなことを考えるのはアシモフの『銀河帝国興亡史』の影響なのだけど、図書館防衛軍に加わり、反知性主義的な敵軍と戦うというのは僕にとってのロマンのひとつである。 それとも、その場に至ったらため…

イスラエルに住んでいる人の日記

さっき、エルサレムのブックフェアについて検索していて見付けた。すごく複雑な気分になる。すごくすごく。この女性のバックグラウンドについては良くわからない。どうやらイスラエルの大学で日本語を教えている人らしく、徴兵されて軍隊にいる息子さんと、…

エルサレム賞に関してもう少し

ところで、僕はエルサレム賞に関して、何を知っているだろう? それがイスラエル最大の文学賞であり、イスラエルの有力新聞とかが噛んでいて、エルサレム市長とかも列席する中で授与されるということだけだ。言うまでもなくエルサレムはパレスチナとイスラエ…

トラックバックありがとうございます

すごく高いレベルでの考察を公開されている記事からトラックバックを貰ったので、いったいどこで言及してくれてるんだろうと思って嬉々として読んでみたら、「臆することなく無視すべき低レベルなやりとり」の例として引用してもらっているのだった。えーと…

春樹イスラエル再話

もう随分昔に読んだので出典をすっかり忘れてしまったのだけど、田辺聖子がある女性について憤慨を込めて書いていたことがある。定年退職することになったその女性へのプレゼントを相談されたので大胆な案を提示したところ、相談してきた若い男性たちが「い…

村上春樹さんがエルサレム賞を受賞

正直なところ、僕は最近ではあまり熱心な村上春樹読者ではない。とはいえ、ご多分に漏れず、若いころは相当熱心に読んだ。で、当たり前だが、彼はこの時期にイスラエルの文学賞を受けることの意味を(まして授賞式に出席すると公言することの意味を)考えて…

{瞬感]パンデミックの前に、僕らは日常を生きねばならない

なぜ日記の更新頻度が上っているのかというと採点が嫌だからなのだが(しかも今日は表のブログにも長文を書いてしまったのだ。嗚呼!)、まあそれはともかく。 どうも新型インフルエンザ対策という奴が気になるのだ。いや、話はわかる。専門的素養がないから…

28年ぶりの再会

やっぱりすごいなあ、と思う。 この本を何度も何度も激しく読んでいた10-12歳のときに感じていた気持を、また思い出すことができる。手に取るようにできる。そして、いくつかのシーンや登場人物の台詞は、まだ鮮明に覚えている。ローズマリ・サトクリフは、…

オバマ就任演説

わりと頑張ってレビュー書いたんだけど、Operaがフリーズして飛んだのでやんなった。なので簡略版。 いかにもアメリカの中道左派が言いそうなことだと思った。プラグマティズム(政府がでかかろうが小さかろうが、市場だろうが規制だろうが関係ない、要は結…

理由はないんだと思う、簡略版

ああ、駄目だ駄目だ。これではかえってわかりにくい!ってことでこの記事の簡略版。「はてサの皆様に質問がございます。」http://anond.hatelabo.jp/20090107103438 皆様なりの思うところがあり、弱者保護の拡充、体制の変革を求めていらっしゃるのでしょう…

理由はないんだと思う

これ↓に答えるとはてな左翼ということになるのだろうか、とおののきつつ。 はてサの皆様に質問がございます。http://anond.hatelabo.jp/20090107103438 皆様なりの思うところがあり、弱者保護の拡充、体制の変革を求めていらっしゃるのでしょう。では、その…

本当にメモ

図書館で借りた本。そのうち買う。葬祭の日本史 講談社現代新書作者: 高橋繁行出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/06/21メディア: 新書購入: 2人 クリック: 14回この商品を含むブログ (16件) を見るお葬式の話よりも、念仏講の話が面白い。火葬場と差別問…

派遣村批判とか

派遣村批判とかを見ていると、権威主義的パーソナリティの概念を思い出す。といって、あの単純化された9項目か何だかの話ではない。あれだと多義的に解釈できてしまう。オリジナルの概念を良く紹介するものとして、グーグル2枚目より手前では、たとえばこれ。…