たぶん、僕は「運動」に向いていない

さっきの記事を書いてからもいろいろとググっていて、ハアレツの記事をあと2本発見した。

どちらも別々の記者によるもので、政府の行動について批判的だ(Firefoxだと画面がフリーズしがちになるかもしれない。早めにストップボタンを押すと大丈夫だった)。まったく、色々なことがある。

検索していると、イスラエルに天罰を!とか、イスラエルパレスチナ人を国外に追放する計画を持っている、とか書いている人がいて、もちろん、ハマスイスラムファシストだ、とか日本の援助金でパレスチナの高官がベンツを購入、とか書いている人もいる。そして、どっちもどっちとか、またやってるよ、的なことを書く人、それに対して無関心が諸悪の根源だ、と書く人も。

多分、そういう人たちが、人を動かして歴史を作っていくんだろうな、と思う。断定的な、力強い言葉の数々だ。

僕はそういうのがダメなタイプで、つい別な面を探してしまう。一刀両断される人に寄り添ってみたくなってしまう。ここ数日も世の中に逆行するようなことばかり書いていて、正直、いつ「イスラエルシンパの豚」みたいなブクマが来るか、と思っているような所もあるのだけど。

世界は多様だと思う。だけど、そんなことを言っても虐殺から誰ひとり救えるわけではない。そのことをくよくよと考える。