速報、村上春樹スピーチ、オフィシャル版リリース

イスラエルの新聞、ハーレツ紙に村上春樹エルサレム賞受賞演説の全文が出ました。Always on the side of egg :by haruki murakami

署名入りですので、これがオリジナルという扱いになると思います。これで、どのソースで何が含まれる、というような問題は全て解決されます。ただ、同時に著作権の問題も発生することは間違いありません。全文翻訳は問題があるかもしれませんので、色々考えなければいけないと思います。時間もあまりないので、とりあえず気付いたことだけ。

  1. 「行ったら本をボイコットすると警告された」という表現が含まれています。
  2. 「ガザで非武装の市民、子どもと老人が犠牲になった」という表現が含まれます。
  3. 「過剰な軍事力の行使」という表現が含まれます。
  4. 「どのような戦争も許容しないし、いかなる国も支援しない。また、もちろん、自分の本がボイコットされるのも見たくない」という一節もあります。
  5. 「直接的な政治的メッセージを伝えようとは思っていない」とも言っています。
  6. 「卵が間違っていようとも」と「歴史が決めるでしょう」は両方とも含まれます。
  7. 「壁の側に立つ小説家に何の価値があるでしょう」とは言っています。
  8. 「戦車、爆弾、ロケット、白リン弾」登場します。
  9. 「システムが守る、閉じ込める」言っています。
  10. そして、ここまででまだ半分です。
  11. 「私たちはみんな、はっきりとしていきいきした魂を保有しています。システムにはそのようなものはありません」出てきます。
  12. 最後の締めはこうです。「エルサレム賞をお贈りくださり、ありがとうございました。世界の色々な場所にいる人々に本が読まれることは、私の大きな喜びです。そして、今日ここでみなさんにお話する機会が持てたことも大変に嬉しく思っています」。