年の瀬の名言

http://dainagon-end.at.webry.info/200812/article_2.html

われわれは、不安定な雇用というものを制度として認めた以上、その対象者には、むしろ正規つまりは常用の労働者以上に、手厚い社会保障が必要になるはずだということを予測し、また、用意しておくべきだった。
失業リスクの高い人々が失業保険を受けることができず、その結果、医療費の支払いが困難になりやすい人々が医療保険に入っていないという状態を認めたのは、まったくの失敗だった。
経済界・産業界には、不況時に便利な調整弁として利用する以上、安定した雇用の正社員よりも、ずっと手厚い賃金、保障を求めるべきだったのだ。

これは至言。最もリスクのある人(しかも不可欠な人)にセーフティネットがないというのは本当にどうしようもない。